禁パチを成功させるには前へ進むしかありません。
そのためにはパチンコへの執念や未練を断ち切る必要があります。
ではパチンコに対する1番の未練とはなんでしょうか？
それは勝利だと思います。
大敗を喫し、はらわたが煮えくり返り過ぎてむせ返りそうな帰り道に、次勝ったらやめようと誰しもが固く心に誓ってそう宣言したことがあると思います。
しかしながらその宣言が守られることはありません。
まずそもそも勝てないというのもひとつあるかもしれませんが、本当に勝ったとしても勝利で得たお金は必ずまたパチンコの軍資金として活用されるからです。
パチンカスはパチンコで勝って手に入れたお金は余剰資金として認識します。
今日負けていたらこのお金はなかったのだから明日の勝負で仮に無くなったとしても損害はないと頭が判断してしまいます。
まさに泡銭、悪銭身につかずの状態です。
つまり勝っても必ずパチンコに行ってしまうので次勝ったらパチンコをやめようという条件では禁パチを成功させることなどは到底できないのです。
どちらかと言うと次負けたらやめようの方がまだ現実的なのです。
すぐ負けれますし。
なので禁パチを成功させるには敗北を認める必要があります。
パチンコという人生最大の敵への敗北を認めた上で、そもそもそんな敵を相手にする必要などなかったことをしっかりと理解することで禁パチの成功確率は大幅に上がります。
今回は禁パチを成功させるコツ「敗北を認める」とはどういうことなのかを解説していきます。
この記事を読んできちんと敗北を認めて、人生の凱旋ロードを突き進みましょう！
禁パチにおいて次勝ったらやめようは御法度
冒頭でもお伝えした通り、次勝ったらやめようという条件を禁パチのトリガーにすることはおすすめできません。
なぜならパチンカスは一度の勝利だけで満足できるようなそんなお淑やかな精神は持ち合わせていないからです。
強欲の権化とも言える存在がパチンカスなのです。
僕も欲にまみれたパチンカス全盛時代に手鏡だと思って見ていたものが遊戯王カードの強欲な壺だったことがあります。
一度の勝利で満足できるのであればとっくの昔に禁パチに成功していたと思います。
加えて冒頭でもお伝えした通り、勝利で得たお金は無意識に余剰資金扱いになります。
例えそれまでの敗北で借金をこさえていて全然余剰じゃない、むしろ足りてないくらいの状況であってもです。
負けていればなかったお金。それなら無くなっても痛手はない！
そのように全て都合のいいように解釈する力をパチンカスは日々の実戦の中で磨き上げているので非常にタチの悪いポジティブ思考の持ち主がほとんどです。
そして勝って兜の緒を締めるどころか甲冑を腰パン気味に装着するようなパチンカスは明日も勝てそうだなとお気楽に考えてしまいます。
次勝ったらなんだったっけと当然のごとく禁パチ宣言をなかったことにして明日の試合のイメージトレーニングを開始するのです。
ですので次勝ったらやめようという宣言は禁パチの成功から自らを遠のける呪縛にしかなり得ないのです。
お笑いで言うフリみたいなものです。
ましてや今までの負け額を取り戻してやめようなどとは決して思ってはいけません。
負けた日には必ず明日は今日の負け分どころか店が潰れるまで出し尽くしてやると思っていたはずです。
しかしそうはできませんでした。取り戻すことは絶対にできないのです。
その積み重ねが今抱えている負債です。
今までの負け額を取り返したら禁パチしよう宣言は一生禁パチしない宣言と同義なのです。
パチンコは絶対負けるという事実を認める
僕は強欲な壺時代にパチンコは客側が絶対に負けるのではないか？という疑問を抱きました。
パチンカスとしての全盛期、パチンコ研究員として大活躍していた頃の僕がそのような疑問を抱いてしまうほどそれは隠すことが難しい真実だったのです。
営利目的のパチンコ屋の売上は我々の財布から徴収されています。
徴収しなければあのどでかい施設を維持することは不可能なのです。
しかもパチンカスとは先述の通り勝てば必ず再びホールへと馳せ参じます。
つまり負けるまで打つ。負けても打つ。
どう考えてもパチンコ屋との勝負は敗北の道しか残されていないのです。
認め難い真実ですがそのことを認めない限り、禁パチを成功させることはできません。
残念ながらパチンカスはパチンコに関してだけは異常に負けず嫌いになります。
しかし敗北しか用意されていない勝負にその情熱を使うのは非常にもったいないです。
パチンコでの敗北は我々の実力不足が原因ではなく、最初から決められていた出来レースなのです。
この事実をしっかりと理解して今日の敗北を認めましょう。
それが禁パチ成功への第一歩となります。
今のままでは失ったものを取り返すことはできない
次勝ったらやめようと誓って、敗北の道しかない遊戯を真剣勝負と錯覚して、本当に勝ったら次の日も泡銭を捨てるつもりで勝負に行く。
そんな生活の中で失ったものは数多くありました。
このままではパチンコだけでなく人生においても敗北者として終わります。
というよりもう人生の勝負の見どころはとっくの昔に過ぎ去っていて、気づけば敗戦処理としてマウンドに立っていたのです。
目を塞ぎたくなるような事実ですが、しっかりとそのことに目を向ける時が今です。
僕はこのことをしっかりと理解して人生最大の好敵手であるパチンコへの完全敗北を認めました。
奴にはどうあがいても絶対に勝てません。
勝てない勝負に熱くなるより、自分の人生を取り返すことにこの情熱を使う決意をしました。
吐きそうになるほど失ったものは多いですが、時間以外のものは少しずつ取り返していっています。
初めから私めなんかがパチンコという強大な敵に敵うはずもないことに気づいておけばよかったですが、後悔は少しの範囲に留めて今では前向きに毎日を過ごすことができています。
そんなことを教えてくれた人生最大の好敵手であるパチンコに感謝の念すら抱けるほどの心の余裕と器の大きさを今の僕は持ち合わせています。
無敵です。
人生最大の敵との勝負を避ければ文字通り無敵になります。
この心地よい無敵感は禁パチを成功させなければ味わうことはできません。
禁パチを成功させるコツは敗北を認めるということのまとめ
禁パチを成功させるにはパチンコは絶対に勝てない人生最大の敵であるということをしっかりと理解しなければなりません。
そのため「次勝ったらやめよう」と未練タラタラの状態では絶対に禁パチを成功させることはできません。
なぜならパチンコには絶対に勝てないし、例えその日は勝ったとしても翌日にはまたその泡銭で勝負に挑んでしまうからです。
もしかしたら当日の夕方には行ってしまうかもしれません。
しかしパチンコには絶対に勝てないと敗北を認めることができれば、一歩前進することができます。
視野も広がり、自分の人生を見つめ直すことができます。
そうすると前向きな気持ちが生まれます。
失ったものを全て取り返すことはできないかもしれませんが、前向きに毎日を過ごすことができれば得るものもたくさんあります。
このことに気づかずに延々とパチンコに負け続けて、敗北者として人生を終えてしまうのは非常にもったいないです。
この記事をここまで読んで頂いた方は真剣に禁パチのことを考えていらっしゃると思います。
もうその時点で前向きな気持ちを持つことができています。
その気持ちをしっかりと自分の中に落とし込んで楽しい人生にするために今すぐ動きだしましょう。
僕はパチンコに負け続けてきた人生を送ってきたので勝者とはよくわかりませんが、それはおそらく人生を楽しんで終えた人のことを言うのだと思います。
なので僕は勝者となるべく日々を全力で生きています。
パチンコという人生最大の敵との勝負に決着をつけたのでこれ以上の敵はもういません。
おそらくこれからは勝利を積み重ねる凱旋ロードが待っていると思います！
共に頑張りましょう！
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