パチンコにおける先読みとはまるで未来を照らす太陽のようなものだ。
昨今のパチンコ台はどの台も多くのド派手な演出を携えている。
筐体も意匠を凝らしどんどんギミックが追加されて今では仏壇のような佇まいだ。
そんな頭をアヘアヘさせるだけの演出が盛りだくさんの昨今の状況でも、とりわけ私が好きな演出はやはり先読み演出だ。
先読みを制するものが演出を制すると私が住む銀玉村の古い言い伝えにもあるようにパチンコにおける先読み演出とは打ち手にとって非常に大切な演出であることは言うまでもないだろう。
それは未来を明るく照らす太陽。
約束された未来を迎えるための心の準備をさせてくれるもの。
今日は先読み演出とは一体全体なんなのかを解説していく。
この記事を読めば先読み演出がパチンコにおいてどれだけ重要なファクターであるかを深く理解することができるので夏休みの自由研究にでも役立ててほしい。
パチンコの先読みとは
パチンコの先読み演出とは、その名の通り大当たりの気配を事前に告知してくれる演出のことだ。
この先読み演出のおかげで我々打ち手は早い段階で大当たりの気配を察知することができ、該当保留を消化する前に期待感を最高潮に高めることができるのだ。
無論、メーカーや機種によってその期待度や重要性は変わってくるが、どのメーカーでも共通する基本的な先読み演出を紹介したい。
これらは全て先読みの教科書にも載っている基本的なものなのでしっかりと理解して試合に活かして欲しい。
同色図柄先読み(チャンス目先読み)
最も基本的な先読み演出と言えばこの同色図柄先読みだろう。
その名の通り止まった3つの図柄の色が同色で次回転に期待度を託す演出だ。
基本的に3つの図柄の並びが青(偶数)<緑(奇数)<赤図柄(3.7図柄)の順で期待度が高くなる。
そして大抵の場合、青や緑の先読みでは当たることなどなく逆先読み(ハズレ確定)になってしまっている状況だ。
そしてそして別に赤でもさほど期待できないというのが昨今の悲しい状況だ。
機種によっては順目や逆順目、中図柄に7図柄などのチャンス目先読みなどを採用している。
私クラスの先読みストになると前を走っている車のナンバーが337や773だと赤先読みかと瞬時に吉兆を読み取ることができるほど訓練されている。
ちなみに787だと7テンはずしたかぁ〜と瞬時に残念な気持ちになるほど訓練されている。
入賞時先読み
私が最も好きな先読み演出がこの入賞時先読み演出だ。
文字通り入賞時にアクションを起こしてくれる演出だ。
大抵の場合、派手な音がなってどこかしらのギミックが光を放つ。
先読み演出の極意は大当たりの気配をいかに早く打ち手に伝えることにある。
パチンコにおいて最も早い段階というのはもちろん入賞時だ。
打ち出しを止めて静かにその該当保留の消化を待つ時間は頭のアヘアヘが最高潮に高まる時なのである。
ちなみに保留変化もこの先読み演出の部類に入る。
先読み強化カスタムのできる台は入賞時に保留変化を伴うと一気に期待ができる仕様になっているためその後の展開を熱い眼差しで見守ろう。
ゾーン先読み
該当保留消化前に特殊なステージに突入することで期待度を上げてくれるゾーン先読みも昨今では主流になっている。
私の中ではCRびっくりぱちんこ銭形平次withチームZのてぇへんだゾーンがゾーン演出の地位を確立したように記憶している。
もっと古い台でゾーン演出があったのかもしれないがあくまでも私の中ではこのCR銭形平次が面白すぎててぇへんなのである。
ゾーンが1種類で入ればただただ激アツということであればいいのだが、昨今の台は超○○ゾーンなどの上位ゾーン演出があるため下位ゾーンだとあまり期待ができない点が非常に惜しい。
しかしゾーン先読みに突入すれば該当保留に期待できることは間違いないので固唾を飲んで見守ろう。
バイブ先読み
どの台でもかなり期待が持てるこのバイブ先読みも私が最も好きな演出のひとつだ。
手や肩のこりを一瞬でほぐすようなその震え心地はまるで脳までほぐしてアヘアヘさせてくれる。
その熱い想いを記事にしているのでこちらも是非チェックしてみて欲しい。
上記の先読みと複合してこのボタンバイブ先読みが発生すればかなり期待が持てるようになるので武者震いしながら見守ろう。
我々パチンカスは早く大当たりが知りたい
先読みの存在意義とはもちろん打ち手に大当たりをいち早く伝えることにある。
我々は大当たりをひくためにパチンコ屋に足繁く通っているのだ。
できるだけ早い段階でその大当たりの存在を知るという権利があるのは当然のことである。
先読み演出はその権利を守るために存在するということは言うまでもないだろう。
先読みが弱い台は面白味に欠ける
打ち手のできるだけ早い段階で大当たりの存在を知るという権利を守るために存在する先読み演出。
しかしこの先読み演出が弱い台がホールに蔓延っているのも事実だ。
延々と見せられる青同色図柄先読み。
たまに赤同色先読みが来たかと思えばなんのこっちゃない変動でハズレ。
これでは一体全体何に期待を寄せればいいのか全くわからない。
そもそも何を先読んでいるのかもわからない非常に残念な状況だ。
やはり先読みを制する台は演出を制するという言い伝え通り、先読みとは非常に大切な演出であることは間違いない。
メーカーには先読みを疎かにしてその他の演出にうつつを抜かしているこの怠惰な状況を是正し、今一度先読みを極めんとする姿勢を取り戻して頂きたい。
先読み演出の教科書的な台「CR百花繚乱サムライガールズ」
CR時代の平和さんの名機、CR百花繚乱は先読み演出がかなり優秀で一時期毎日打つほどドハマリした台だ。
入賞時に筐体向かって右側面にあるハートランプが光れば激アツ。
先読みゾーンである咲走ゾーンは煽りもなく突然突入するのでいつでもワクワクできる仕様になっている。
下位ゾーンである黄昏ゾーンや夜桜ゾーンでもそれなりに期待が持てたのも好印象だ。
まだバイブ機能を搭載していない時代の筐体だったがそれでも十分に楽しめたのはもちろんスペックがよかったからというのもあるが、やはり秀逸な演出を携えていたからというのは言うまでもないだろう。
中でもその卓越した先読み演出は単純かつきれいな仕上がりとなっており小学校の教科書に載せて永遠に語り継がれるべきパチンコ台だ。
最近のサンキョーは先読み演出の頂に達したのかもしれない
最近のサンキョーさんの台は先読みカスタムとレバブルカスタムを搭載した台が多い。
このカスタムは私のような先読みストにとっては大変ありがたいものである。
入賞時に保留変化が起きて、バイブ先読みがくれば期待感は最高潮に達する。
このシンプルさこそが先読みに求められるものだ。
サンキョーさんが辿り着いたその場所は先読み演出の頂という他ないだろう。
あとVフラアップカスタムはアヘアヘの彼方に運んでくれる最強のカスタムなのでそこも本当に感謝したい。
パチンコの先読みとは?のまとめ
パチンコの先読み演出とは我々パチンカスがいち早く大当たりの存在を知るという権利を守るために欠かせない重要なファクターだ。
それが来ただけで期待感が一気に高まるようなできるだけシンプルな演出が個人的には好ましい。
最近の台ではP一騎当千〜桃園の誓い〜の先読みカスタムの出来がすこぶる良いのでぜひ1度実戦で試して頂きたい。
日常では未来を知り得るようなことは中々ないが、パチンコ屋であれば至るところに未来を照らすこの先読み演出が我々パチンカスを照らしているのだ。
そう。
それはまるで太陽。
これからも私はこの太陽を拝みにパチンコ屋へと足を運ぶことは先読まなくてもわかることだろう。
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